学びて時にこれを習う

涼清です。

本日は、勤務先病院の企画で、看護学生さんと歯科の学生さんに人工呼吸器と心臓マッサージ、AEDの学習会の講師をしてまいりました。

講師と言っても、私自身インストラクターの資格を持っているわけでもないし、学生のみなさんも学校の授業や運転免許の際に習っているので、教えるというよりは、トレーニング用の人形を使って、手順を確認しながら一緒に回数練習する、といった感じでしょうか。

短時間ながら、CPRの質について、参加者同士がお互い褒め合えたり、アドバイスしあえる関係が作れたので、多少なりとも役に立てたかなとちょっと満足しております。

救急研修終了

涼清です。

本日で4週間の救急研修が終了でした。
正直、もっともっと救急で経験を積みたいことはありますが、スパイラルに少しずつ違った角度から医療に関わることで、自分の医師としての形ができあがっていくわけでして、それが初期研修の面白みでもあるわけですね。
これからは3ヶ月、内科(主に呼吸器)のhospitalistです。

それにしても当直明けの飲み会は酒を飲むと眠くなります…。

隠れ茶

涼清です。

7/10、11と紅茶茶摘みツアー・安倍川源流の森探検なるツアーに参加してきました。

茶を摘み、その茶葉からの紅茶を作り、川歩きをし、美味しいものをたくさん飲み、食べ、英気を養ってまいりました。

農村実習に小学生を呼びたいのだけど、土日は医師がいない(平日は町から通ってくる)ので、なかなか呼べないとのことでした。

素敵なところでした。

しきゅうちゃん

涼清です。

本日は、以前にお世話になった国際保健医療学会学生部会の【母子保健ワークショップ】『マダガスカルと日本をつなぐ国際協力から学ぶこと』に参加してまいりました。

産婦人科研修中に、今回の講師の竹内正人先生の論文を読む機会があり、お会いしたい!と思っていた矢先のこと。

”お産”が「医療」なのか「生活」なのかは長らく議論されてきたことで、”お産”をどこでするか、と合わせ今回も参加者内のディスカッションのテーマのひとつになりました。
ともどくとしては、「医療」と「生活」は地続きなもので、「医療はもっと生活に、生活はもっと医療に」近づくべき、が主張なので、病院vs助産所or自宅分娩といった対立をしてもなーとは思うのですが、同世代の感じ方や意見をたくさん聞けて非常にためになりました。

「安全なのは病院、安心なのは助産所」「父親が求めるのは安全、母親が求めるのは安心」という意見があって、「安全」と「安心」の使い分けについて、なるほど面白いなと感じました。(実際には施設分類による差異より、施設ごとのポリシーによる差が大きいとは思います。)

こどもを支える現場から

涼清です。

本日は医療構想・千葉 第4回シンポジウム「こどもを支える現場から」に多数の方にご来場いただき、本当にありがとうございました。

演者の皆様のお話も本当に勉強になることばかりで、ここでうまく文章にしてまとめることができずに歯がゆい気持ちでいっぱいです。

「まず知ることが大事」とは実にいろいろな分野で言われることですが、こどもについても、こどもの特性、障害を持ったこどもの特性、精神疾患を持ったこどもの特性、そうした家庭が一般的に置かれやすい状況、関わってくる医療資源や福祉資源、そういったものの情報、気持ち、そういったものが、少しでも伝わっていくだけで

「よく分からないものは面倒くさい」
「よく分からないものは、リスクがあるから、関わらないほうが得である」

という戦略に有効性がある分業社会において、分業からの取りこぼしを防ぐちょっとしたきっかけみたいなものが生まれてくるのかな、などと考えました。

でもそれでは、けしてすべてが伝わることのない以上、声が大きかったり、声の出し方がうまかったりする人とめぐりあえた、ある種ラッキーなところから状況が改善していくわけで、それ本当にいいのかな、と思うところもあるのです。

第5回はるかん開催

ブルガリです。16日、17日に「はるかん」が行われました。

「はるかん」とは関東の医歯薬科大学の東洋医学研究会の学生が集って、発表しあったり議論したりして、東洋医学の学習・理解を深めようという会です。半年に1回ほど行われる本会ですが、その5回が行われました。

第4回はるかんについては以下のページを御覧下さい。
http://blog.tomodoku.net/?eid=1483657

参加してみて正直な感想を書かせていただきます。

今回の「はるかん」は発表内容からプレゼン発表の仕方まで、本当にレベルが高かったと思います。しかもその高レベルな発表を若干2年生の人がどんどんしていて、本当に凄いと思いました。

初回に行われた薬学部2年生の発表は大変興味深かったです。発表内容は生薬の確認試験や純度試験についてでした。発表内容が新鮮で、勉強になったのは勿論、何より驚いたのは発表者と同様に拝聴者も真剣だということです。まさか、質問の時にあんなにウコンの純度試験に議論したりするなんて思いませんでした。「はるかん」参加者の熱意が伝わりました。

2番目の発表では、2年生の医学生が西洋医学と東洋医学をどう組み合わせていくかについてお話されていました。両医学を大局観から俯瞰して、それぞれの限度を見極めた上で、合わせるべきだという考察は大いに勉強になりました。科学や哲学に造詣の深い方が、東洋医学に興味をもち、西洋と東洋をどうすりあわせていくかを真剣に考える方がいて、本当に頼もしい限りです。

そして3番目に行われた、インフルエンザの漢方薬についての発表は知識面において、かなりレベルが高かったと思います。漢方マニアを自称する拙者を越えるマニアックな人間がいたとは(笑)奇しくも、私が発表スライドの中で触れる予定だった涼膈散について、行きの電車の中で、構成生薬何だったかなぁと考えていたら、彼の資料に涼膈散が載っていてビックリしました。発表内容も本当に高度で、これでまだ2年生というのが信じられないです。6年生の最終発表はどういう内容なのだろう、と今から考えてしまいます。

4番目のアーユルヴェーダ発表も本当に素晴らしかったです。みつほさんの統合医療枠を受け継いで、とのことだったそうですが、いやはやここまで深く、そして初学者に本質を分かりやすく伝える発表はなかなかできないと思います。インド哲学の宇宙の創生の話を聴けるなんて思っていなかったです。しかし、第一回はるかんでアーユルヴェーダを発表させていただいた者としては、今回の発表は本当に頭が下がります。自分がアーユルヴェーダを学んでいたことと言っていたことが恥ずかしくなるくらいですし、もう一度アーユルヴェーダをもっともっと学びたいな、と思いました。

5番目の発表は経穴についてでした。基本的な所から話がはじまり、鍼灸学的な分類に基づく経穴のお話や臨床応用、理論的な考え方などかなり高度な内容だったと思います。それでも聞いていく内に話が頭の中に入っていきますし、分かりやすかったです。盤古神の神話を入れるなど、中国医学を語る上で欠かせない部分を取り入れるなどこれからの学生にとって実り多い話でした。

そして、初日最後は私ブルガリが発表いたしました。内容的には中国思想的なものにはじまり、古代の名医の話、東洋にある医学の関連性を軽く触れた上で、実習などで経験した症例検討を行いました。気をつけたのは、教科書に書いていないけれども、意外と重要なポイントをまとめるようにしました。

そして、17日の早朝には気功の先生をお呼びして実技をしながらの学習を行いました。個人的には気功、太極拳をみて経絡とのつながりを考え、医学に限らない中国思想全体の底に流れる何かを感じました。ありとあらゆる所でつながっている中国思想は本当に興味深いです。と同時に、自分が触れている中国思想はほんの僅か一面に過ぎないことを知り、もっと勉強しなければいけないと考えさせられました。

最後は、「西洋医学の現場に東洋医学をどう取り入れるか」についてSGL(スモール・グループ・ラーニング)を行いました。1班6〜7人のグループに分かれ、それぞれテーマについて話し合い、各班で議論したことを発表し合い、最もよかったものを投票して決めるというものです。「はるかん」参加者の熱意や真剣さが伝わってきました。抽象的で臨床実習あるいは現場に出ていないと難しいテーマかな、と思いましたが、次々と色々な考えが出て、はるかんに参加されている1人1人が東洋医学、統合医療をどう西洋医学とすりあわせていくか、どう日常診療にいかすか、を真剣に考えていて、本当に頼もしく感じました。

今回のはるかんを通じて、「低学年だから」とか「まだ若いから」といった偏見はなくそうと思いました。私が申し上げるのはおこがましいですが、本当にはるかんの学生の意識レベルは高いです。これだけ東洋医学・統合医療に真剣な学生が集まる会は他にないのではないでしょうか。

本当に心おきなく安心して卒業できたと思っています祝 東洋医学を通じて、こんなに素敵な方々に出会えたことに感謝いたします! 本当にありがとうございました嬉しい
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